出会い系のこんな活用法
いまの20代男性は、クルマに興味がない。また、酒についても、ほとんどあるいはまったく飲まないと言い切る20代が、全体の3割強もいる。
この時代にモテるのはいいクルマに乗っている男でも、高い酒(ワインなど)に詳しい男でもない。
ファッションなどパッと見のセンスがいい男。だから彼らは、見た目にはおカネをかけても、クルマや酒には興味が薄い。
クルマや酒に関する″リスク″が、次々と露呈してしまった。実は私が取材した約100人の草食系男子のうち、7割弱が「子どもの頃、親に『クルマは危ない』と言われた記憶がある」と答えた。
道端でボール遊びをするとき、あるいは誰かのクルマに同乗したり運転するとき、クルマは飛行機や電車より事故の確率が高い。だからあまり近づかないほうがいい、との刷り込みがある。
昨今のエコブームで「地球環境に悪い」とのイメージも根強い。高度成長期のように、クルマは便利で先進的でステイタス、という時代ではないから「だったら、駐車場代や保険料を払ってまで買う必要はない」「レンタカーでいい」となるわけだ。
酒についてもそうだ。「絶対に酔っ払いたくない」と言い切る20代の中には、「酔っ払って玄関で寝ちゃう父親を見て、ああはなりたくないと思った」と話す男性も目立つ。
飲み過ぎが体によくないことも分かっている。部活や大学のサークルでも、バブル予兆期(85年)の流行語だった「イッキーイッキー」が禁じられ、無理にビールなど苦い酒を飲まされる機会は減った。
昭和流の乾杯や「とりあえずビール」の流儀もよく分からない。おまけに会社の飲み会でも、バブル期のように必ず会社が奢ってくれるとは限らないし、うっかり終電を逃したらタクシー代も自腹になる。
だったら好きな物を好きなように飲んで、適当な時間に切り上げて帰りたい、そう思うわけだ。そしてもう一つ、クルマや酒が90年代にはほぼ″完成形″に達していたから。
06年2月、『独身王子に聞け!』で取材した″やんちゃ系″の男性達(35歳以上)は、少なからずクルマやバイクの改造が好きだと答えた。ただし一様に「最近のクルマはつまらない」と言う。
理由は「いじり甲斐がないから」。
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